大谷翔平の現状にベッツが“率直な一言” ド軍番記者は辛口指摘「最大の悪癖」

地元紙が分析した大谷の不調  ドジャースの大谷翔平投手が直近3試合で12打数1安打と不調に陥っている。だが、そんなチーム状況でも、同僚のムーキー・ベッツ内野手は米メディアの取材に対して泰然自若の姿勢を見せた。  これまで大谷は23試合に出場し、打率.261、6本塁打、OPS.848を記録。だが、真美子夫人の出産に伴う「父親リスト」から復帰して以降は1安打と調子を落としている。23日(日本時間24日)のカブス戦では2度の得点圏で凡退し、チームも接戦を落とした。デーブ・ロバーツ監督は「いつもと比べて大振りになっている」と原因を語った。  地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は同日、この不調を取り上げた。まず、昨年の大谷について「打線が低迷したり、投手陣が故障に苦しんだり、あるいは基本的なプレーができていなかったりした時、彼らを救ってくれたのはこのスーパースターのスラッガーだった」と回顧。重要な場面での決定的な一打が飛び出していたことに「まるで彼ひとりでチームを背負っているかのように見えることさえあった」と評した。  同日のカブス戦では1点差を追う6回2死二、三塁の好機で、大谷に打席が回ってきた場面についてハリス記者が言及。一塁が開いているにもかかわらず、カブスが敬遠策をとらなかったことを指摘した。しかし、大谷はゾーンを大きく外れる内角高めに手を出し凡退したことで「反撃のための最善のチャンスを消してしまった」と言及。さらに「過去数週間、静かな不振が続いていたオオタニだが、ここにきてシーズン開幕からの不調が突然より顕著になってきた」「最近目立つ最大の悪癖にとらわれてしまった:ド真ん中から離れたボールに対して大振りすることだ」と強調した。  ただ、そんな中でも動じないのがベッツだった。「彼も人間だよ」と冷静に語ったという。「僕らはみんな、彼が悪い結果を全く出さないということにすっかり慣れっこになっているんだ」と語り、さらに「明日、彼は4本塁打を打つかもしれない」とコメント。「彼だって調子を落とす時期はあるけれど、僕たちはみんなその逆の姿も見てきたんだ」と、これまで何度も常識を超えるプレーを見せてきた大谷について、冷静に振り返っていた。  ハリス記者も、大谷がいずれは復調することは「ほぼ間違いない」とみている。これまでも大谷は一時的なスランプは何度もあったが、どこまで復調できるか今後の動向に注目だ。(Full-Count編集部)

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