高速道路「地獄のGW渋滞」どの日が一番ヤバい? 空いている時間も

2025年のGWは最大45kmの渋滞予測も!?  まもなくゴールデンウィーク(以下、GW)がやってきます。2025年は曜日の巡りで残念ながら恵まれた連休とはいえませんが、4/26〜4/29(4/28の平日を含む)の前半と、5/3〜5/6の後半に分けて4連休が2回あるというスケジュールです。    毎年恒例でGWは高速道路が大渋滞しますが、渋滞を回避するにはどう動けばいいのかを考察してみました。 大型連休の恒例ともいえる「地獄の大渋滞」(画像:PhotoAC)  NEXCO東日本の渋滞予報士の推測では、2025年は前年以上に交通量が増えることが確実視されており、下り線は5/3と5/4、上り線は5/3〜5/5がピークという予想がされています。 【画像】「えぇぇ…!」 これが一番混雑する日の「渋滞予測」です!(30枚以上)  これまでもGW後半に当たる5/3〜5/5は「魔の3日間」と呼ばれるように、必ずといっていいほど30kmどころか40km以上の大渋滞が発生する確率の高い大混雑期間です。  GW後半に高速道路を利用するなら。早朝や深夜の移動とするか、クルマを諦めて公共交通機関での移動に切り替えたほうが安全かもしれません。  具体的に、首都圏の渋滞予測を見てみると、4/26(土)は関越道や東名高速の下り線で20km程度、4/27(日)は中央道・東名高速の上り線で同程度の渋滞が予想されていますが、この程度なら通常の週末とほぼ同じレベルで済みそうです。  一方で、魔の3日間を含むGW後半は大渋滞が発生する恐れがあります。  具体的には5/3(土)は東北道・関越道・中央道の下り線で最大45kmもの大渋滞が発生するほか、また東名高速の下り線で25km、首都高につながるアクアラインでも17kmもの渋滞が予測されます。  同様に5/4(日)も一部では40km以上の渋滞が予測されるなど、都市部から脱出するだけでもかなり混雑するでしょう。  さらに5/4は早くもUターンラッシュがはじまる予定で、関越道や中央道の上り線で30〜35km程度の渋滞、さらに5/5(月)は東北道・関越道・中央道の下り線で30〜40km程度の渋滞が予測されています。  これはあくまで予測ではありますが、時間帯は10時〜20時とかなり長い時間で途切れなく発生しそうです。  このように、2025年のGW後半は、クルマでの移動はかなり大胆な策を考える必要がありそうです。  40km以上の渋滞に巻き込まれた場合、約1時間程度の所要時間増とNEXCOは予想していますが、実際は短くても2〜3時間のロスになると筆者(金田ケイスケ)は考えます。  そこで長距離トラックのドライバーに渋滞回避の策はあるのか聞いてみたところ、「深夜から早朝にかけて移動すると空いているだろう」とのこと。この“穴場の時間”を狙って、少し頑張って深夜出発を考えたほうが良さそうです。 「高速道路で休憩する際は、施設が充実しているサービスエリアは混みあっていることが多いので、規模が小さいパーキングエリアをあえて利用するのもいいでしょう。  あとは、他の路線を活用した迂回ルートで移動するといった対策なども、時間短縮になりそうです」(長距離トラックドライバー)  なお、4/26〜5/6の期間は高速道路料金の「ETC休日割引」は適用されません。  割引がないことで費用が高くつくなら、自家用車で移動するのではなく、電車とレンタカーを組み合わせるといった移動手段も考慮するのもいいかもしれません。 ※ ※ ※  GWの渋滞でほかにも気を付けたいこととして、クルマの状態を万全にしておくことが挙げられます。  燃料は十分あるか、タイヤの空気圧やバッテリーは問題ないかなど、トラブルが発生しないように気を付けましょう。  また、車内に長時間とどまる可能性を考慮して、飲み物や食料、簡易トイレの準備なども忘れずにしておきたいところです。

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