天皇皇后両陛下主催の春の園遊会が、東京・赤坂御苑で開かれました。62年ぶりの変化もありました。 【画像】春の装いに62年ぶり新ルート　ソフトボール部だった雅子さまは宇津木元監督と歓談 ■天皇皇后両陛下が“ゴルフ談議” 　女性の皇族方は、春らしい色合いの和装でお出ましです。 プロゴルファー　青木功さん（82） 「お招きありがとうございます」 　日本男子初の世界殿堂入りを果たしたプロゴルファーの青木さんは、両陛下にこのような提案をしました。 天皇陛下 「ゴルフも…」皇后さま 「イギリスで少しだけ習って」天皇陛下 「ちょっとやりましたけど、なかなかうまくならなくて」青木さん 「お忙しいからね。チャンスがありましたら、手ほどきしますよ」 　女子ソフトボールの監督として、オリンピックで2度、日本をメダル獲得に導いた宇津木妙子さん（72）は、学生時代にソフトボール部だった皇后・雅子さまと会話に花を咲かせました。 宇津木さん 「子どもからもたくさんパワーをいただいて。まだまだ自分ができることをやっていきたいなと。まだノックやっているんですよ」 「今度ね、皇后陛下に一度ノックしたいなと」皇后さま 「ありがとうございます」宇津木さん 「時間ね、お忙しいと思いますけど」天皇陛下 「雅子がじゃあ、上手に取れるといい」皇后さま 「でしたら愛子が」 　その愛子さまは漫画家のちばてつやさん（86）と笑顔で話を弾ませていました。 ちばさん 「（Q.愛子さまはどの漫画の話題をなさっていた？）『あしたのジョー』を読んでいるって。コマ割りがなかなかうまいって、褒められちゃった」■62年ぶりルート変更　理由は？ 　今回の園遊会では、62年ぶりの変更点もありました。 　これまでは天皇陛下を先頭に皇族方が同じルートを回り、招待客と歓談するスタイルでしたが、両陛下が従来と同じルートを歩かれる一方で、秋篠宮ご夫妻らは池の周りを反対方向に歩きました。 　愛子さまや佳子さまらは離れた場所にあるテントの方へ移動した後、秋篠宮ご夫妻と同じ方向で池の周りを歩きました。 　より多くの人と交流できるようにすることに加え、これまで長時間の待機で体調を崩す招待客もいたため、今回を機にルートのあり方を検討したといいます。 愛子さま 「何を召し上がりましたか？一通り？」 　愛子さまと佳子さまが隣同士で列の先頭に立ち、招待客をもてなす場面も見られる園遊会となりました。 （「グッド！モーニング」2025年4月23日放送分より）