高級スポーツカーとして知られる「ホンダＮＳＸ」が２１日、三重県警に寄贈された。 高速隊に配備され、広報啓発のほか、高速道路での交通取り締まりに活用するという。 寄贈したのは、滋賀県草津市の不動産業の男性（４３）。２１日に鈴鹿サーキットで寄贈式があり、男性は「栃木県で様々なスポーツカータイプのパトカーを見た時、こういうパトカーがあれば、より多くの方に喜んでもらえると漠然と思った」と理由を語った。鈴鹿サーキットなどでのレース観戦やサーキット走行が趣味で、スポーツカーは複数台を所有しているという。 今回寄贈したのは２代目「ホンダＮＳＸ」で、三重県警によると、このモデルをパトカーとして運用するのは全国初。改装費を含めた価格は約２５００万円という。 男性は「交通安全の抑止力になったり、このパトカーを見た子供が警察官に将来なりたいと思ってくれたりしたらうれしい」と話している。
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