日本オリンピック委員会（JOC）は21日、「TEAM JAPAN」 を代表する存在として選考した「JOCシンボルアスリート」10人を発表した。 【写真を見る】JOCシンボルアスリート10人認定！やり投・北口榛花、フィギュア・坂本花織、レスリング・藤波朱理が初選出 JOCシンボルアスリートに初めて選ばれたのは、今夏のパリオリンピック™陸上やり投で金メダルに輝いた北口榛花（27、JAL）、同じくレスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した藤波朱理（21、日本体育大学）、そしてフィギュアスケート女子で昨年、日本史上初となる世界選手権3連覇を達成した坂本花織（25、シスメックス）の3人。 東京2025世界陸上代表でもある北口は「やり投げっていうカテゴリーは、まだ皆さんに馴染みのないスポーツだと思うんですけど、日本のアスリートのシンボルとして選んでいただいたことによって、より多くの方々に知ってもらえるきっかけになればいいな」と笑顔を見せた。 57キロ級に階級変更して公式戦141連勝中の藤浪は「これからもレスリングを通して、日本に元気や勇気を与えられるよう、そしてシンボルとシンボルアスリートになれるように頑張りたい」と語った。 初選出となった坂本は「本当に選ばれことはすごく光栄です」と喜び、「これをきっかけに、より良い演技を皆さんの前で披露できるように、これからも頑張ります」と胸を張った。 TEAM JAPAN シンボルアスリートとは、実力、知名度、人格などを総合的に評価し、JOC が「唯一無二のシンボル的存在」として認定するトップアスリート。オリンピック・ムーブメント推進事業およびマーケティング活動に協力し、「TEAM JAPAN」 を代表する存在として活動する。 【JOCシンボルアスリート一覧】 北口榛花（27、JAL）陸上競技 渡部暁斗（36、 北野建設）ノルディック複合 橋本大輝（23、 日本生命・セントラルスポーツ）体操競技 郄木美帆（30、TOKIO インカラミ）スピードスケート 坂本花織（25、シスメックス）フィギュアスケート 藤波朱理（21、日本体育大学）レスリング 見延和靖（37、NEXUS FENCING CLUB）フェンシング 阿部一二三（27、パーク24）柔道 阿部詩（24、パーク24）柔道 上野由岐子（42、ビックカメラ）ソフトボール