大谷翔平が3試合ぶりに“復帰” 【MLB】ドジャース 1ー0 レンジャーズ（日本時間21日・アーリントン） 慌ただしい1日だった。ドジャースが1点リードに9回2死一塁、レンジャーズのラングフォードが二盗を試みた。タイミングはセーフだったが、スライディングの勢いで体が宙に浮いた。タッチアウト。チャレンジも失敗に終わり、ドジャースの勝利が確定した。 3試合ぶりに“復帰”した大谷翔平投手も勝利が決まった瞬間、笑みがこぼれた。真美子夫人が第1子を出産するため「父親リスト」に18日（日本時間19日）から入っていたため、2戦連続で欠場していたが、この日に同リストから復帰。3試合ぶりにスタメンへ名前を連ねていた。 この日は3打数無安打1四球で打率を.277とした。ヒットこそ出なかったが、デーブ・ロバーツ監督は「よかったと思うよ。彼は（感情を）あまり表に出すタイプではないけどね。彼はいつも同じ感じだよ」と目を細めた。大谷との会話については、試合直前に「おめでとうって伝えたよ」と、幸せオーラを醸し出した。 試合前、大谷がクラブハウスに到着すると、次々と選手が列を作った。ロッカーが左隣だった山本由伸投手が祝福の言葉をかけると、右隣だったムーキー・ベッツ内野手からはグータッチされた。グローブライフ・フィールドは、今カード3試合連続で満員御礼。3試合目で大谷が“復帰”したため、スターティングメンバー発表時には拍手喝采だった。 試合後、クラブハウスに戻った大谷は、山本らと談笑。グラウンドを離れると鋭い眼差しが温かくなる。朗らかな表情は、娘を持つ父の顔となっていた。（Full-Count編集部）
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