『スター・ウォーズ:ビジョンズ3』10月29日米配信決定! 『九人目のジェダイ』リミテッドシリーズも発表<SWCJ2025>

 17年ぶり2度目の日本開催となる『スター・ウォーズ』の究極の祭典「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」が、18日〜20日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催。20日には、アニメシリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のパネルが行われ、Volume3が10月29日にディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で米配信されることが発表され、シズル動画(完全な予告編ではない短い映像)も公開された。さらに『スター・ウォーズ:ビジョンズ』プレゼンツのリミテッドシリーズ『ザ・ナインス・ジェダイ(原題)』が2026年に「ディズニープラス」で米配信されることも決まった。 【写真】抱きしめたくなるビッグサイズ! 会場で歓声が上がった新キャラクター  『スター・ウォーズ:ビジョンズ』は、世界最高峰のクオリティーを誇る作品を送り出してきた日本のアニメクリエイターたちの“ビジョン”を通してスター・ウォーズの新たな物語を描いた、ルーカスフィルムと日本によるプロジェクト。これまで第2シーズンとなるVolume2まで、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信されており、昨年11月にVolume3の制作が発表されていた。Volume3では、Volume1でも制作を担当した4つのスタジオと新たに5つのスタジオの参加が決定。  テレビアニメ『アンデッドアンラック』や『うる星やつら』など話題のアニメ作品を手掛けるデイヴィッドプロダクションや、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのオープニング映像や、映画『ニンジャバットマン』などハイクオリティーなアニメーションを生み出し続ける神風動画、『鋼鉄城アイアン・キャッスル』などを手掛けるANIMAのコラボレーション神風動画+ANIMA、テレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』や『盾の勇者の成り上がり』など次々に話題作を制作するキネマシトラス、『亜人』シリーズや『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』の制作にも携わりSWを知り尽くすポリゴン・ピクチュアズ、そして『攻殻機動隊』シリーズや『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズ、『ハイキュー!!』などを手掛けるプロダクション I.G、そして『エヴァンゲリオン』シリーズで知られる庵野秀明が創作管理統轄を務めるプロジェクトスタジオQ、さらにテレビアニメ『ダンジョン飯』や『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』など、海外にも熱狂的なファンを持つTRIGGER(トリガー)や『王様ランキング-勇気の宝箱-』や『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』などヒット作品を次々と生み出すWIT STUDIO(ウィットスタジオ)の名実ともに世界に誇る日本のアニメーションスタジオが一堂に会する。  今回のパネルには、本作の製作総指揮を務めたジェームズ・ウォーが登壇。Volume3では『The Duel』の続編となる『ザ・デュエル:ペイバック(原題)』、『村の花嫁』の続編となる『さまよう者たち(原題:ザ・ロスト・ワン)』、『九人目のジェダイ』の続編『ザ・ナインス・ジェダイ:チャイルド・オブ・ホープ』が楽しめると言い、『The Duel』で監督を務めた水野貴信(神風動画)、『村の花嫁』の監督を務めた垪和等(キネマシトラス)、『九人目のジェダイ』の続編の監督・脚本を務めた塩谷直義(プロダクション I.G)が登壇し、ファーストルックと見どころを紹介した。塩谷は神山健治から引き継いで監督を務める。  またVolume3からの新作となる『ユコの宝物(原題:ユコ・ズ・トレジャー』のファーストルックもお披露目。橘正紀(キネマシトラス)が登壇し、お腹に電子レンジを持ったクマのようなドロイド、ビリーが公開された際は、そのかわいさに歓声が上がった。さらにティザー映像もお披露目され、ビリーの動く姿に会場はメロメロに。  続いて大塚雅彦(TRIGGER)が登壇し、新作『スムーグルズ(原題)』のファーストルックを公開。大塚は『THE TWINS』を監督していたが、今回は続編でもない新たな物語。「前回これで引退すると言っていたので、ちょっと気まずいです」と言いつつ、もうすでに作品は完成していると明かした。  次に、山元隼一(WIT STUDIO)が『ザ・バウンティ・ハンター(原題)』の、小林浩康(プロジェクトスタジオQ)が『ザ・ソング・フォー・ウィングス(原題)』のファーストルックを公開。『ザ・ソング・フォー・ウィングス(原題)』の音楽はテイ・トウワが携わっているという。  さらに、吉平直弘(ポリゴン・ピクチュアズ)が登壇し、『ザ・バード・オブ・パラダイス(原題)』のファーストルックを公開。美しいビジュアルに会場からは驚きの声が。主人公のナキメが盲目になっていくというストーリーで、現実と盲目の中で感じる景色が描かれる。  また大平晋也が監督を務める『ブラック』を、共同プロデューサーを務めたジェイコブ・エアーズが登壇し紹介。本作はストームトルーパーにスポットライトを当てた作品だ。  パネルの最後には、3つの“予告なしの発表”があるということで、会場の熱気は最高潮に。1つ目に、Volume3が10月29日に「ディズニープラス」で米配信されることが発表され、2つ目に、シズル動画(完全な予告編ではない短い映像)が公開された。そして3つ目として、『スター・ウォーズ:ビジョンズ』プレゼンツのリミテッドシリーズ『ザ・ナインス・ジェダイ(原題)』が2026年に「ディズニープラス」で米配信されることが明らかに。  ステージには総監督を務める神山健治が登壇。「自分のフォースによって色が変わるライトセーバーが登場するのが『九人目のジェダイ』の1番の特徴だと思うのですが、これまで描いてきたのは、そのライトセーバーを発明した父がさらわれてしまい、娘が探しに行くというストーリーでした。今回のリミテッドシリーズでは、一体どういう理由でそのようなライトセーバーが作られたのかという秘密が語られていくストーリーになるんじゃないかなと思っています」と紹介した。

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