東京・東池袋で起きた暴走事故から6年。妻と娘を失った松永拓也さんら遺族が事故現場で黙とうを捧げました。 2019年4月、東京・東池袋で起きた当時87歳の高齢者が運転する車の暴走事故。松永真菜さんと娘の莉子ちゃんが死亡し、歩行者9人が重軽傷を負いました。 事故から6年の19日、真菜さんの父親と、夫の松永拓也さんが現場に花を手向けました。 去年5月、松永さんは事故を起こした飯塚幸三元受刑者と初めて面会。飯塚元受刑者は、その後死亡しました。 松永拓也さん「やっぱり6回目の命日だけどとても悲しい。去年飯塚さんと対話して、彼は妻と娘の命を奪いたくて奪ったわけではないわけですよね。きっと後悔とかはあっただろうなと。加害者にも被害者にも誰にもならない社会にならなければならないんだと、より強く思っているという形です」 松永さんは高齢者ドライバーの事故を防ぐためには、免許返納だけでなく、インフラを整えるなど高齢者への「よりそい」も必要だと訴えました。
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