大谷翔平が取得した「産休制度」とは? MLB独自の導入…ド軍は前向き、ダルらも利用

2011年にMLBが導入  ドジャース・大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、「父親リスト(Paternity List)」入りし、敵地でのレンジャーズ戦を欠場する。真美子夫人が第1子を出産するためで、デーブ・ロバーツ監督が発表した。大谷が利用して改めて注目されるメジャーリーグの“産休制度”とは一体、どんな仕組みなのだろうか。  そもそも、米国の連邦法では、有給での産休は認められておらず、州によって独自の取り決めがなされている。そのため、メジャーリーグは労使協定を経て2011年から「父親リスト」が導入される運びとなった。  登録された選手は最大3日間の父親休暇が与えられ、一時的ではあるものの離脱することができる。その間に40人ロースターから選手の入れ替えが可能で、今回の大谷の「父親リスト」入りに伴い、ドジャースはエディ・ロサリオ外野手を登録した。  米国では特に家族もチームの一員とする文化が浸透している。3月に東京ドームで行われた日本開幕シリーズでも、ドジャースとカブスは選手のみならず、夫人や家族らが大挙して来日したことは記憶に新しい。昨年のポストシーズンなどでも、ドジャースの夫人会はチームに帯同して選手に声援を送っていた。  そのため、「父親リスト」は好意的に利用される。ドジャースに限っても、2023年にはムーキー・ベッツ内野手、ウィル・スミス捕手、マックス・マンシー内野手、ブルスダー・グラテロル投手らが取得した。また、大谷以外でも過去にはダルビッシュ有投手、前田健太投手、鈴木誠也外野手、田中将大投手、川崎宗則内野手が利用。子どもの誕生の立ち合いを見届けてきた。  大谷は昨年末、自身のインスタグラムを更新し、愛犬デコピンとエコー写真、ベビー服を写した写真とともに「小さなルーキーがまもなく僕たちの家族に加わることが待ちきれない!」と投稿。真美子夫人の妊娠を明かしていた。(Full-Count編集部)

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