大谷翔平こそが“最高の選手” 米識者が熱弁…ジャッジは「歴史を作れなかった」

“大谷大好き”ベン・バーランダー氏が熱弁  2024年、メジャーで“最高”の選手は誰なのか。驚異的な成績を残したドジャースの大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の“比較”は、米メディアの中で盛り上がりを見せた。米ポッドキャスト「フリッピン・バッツ」で司会を務め、“大谷大好き”として知られるベン・バーランダー氏は、「説得力のある根拠」をもとに、大谷だと力説した。  大谷は今季、MLB史上初となる「50-50」(50本塁打、50盗塁)を記録すると、「54-57」まで数字を伸ばした。54本塁打130打点はともにリーグトップで、打撃2冠。2年連続3度目となるMVP受賞は確実視されている。  バーランダー氏は、番組の中で「もしMLBがMVPを1つだけしか与えない場合。なぜジャッジよりもショウヘイがMVPを獲得するのかについて、私は説得力のある根拠を出せると100%思っています」と切り出した。  ジャッジは今季打率.322、58本塁打、144打点を記録。2021年に自身が記録した62本塁打には及ばなかったが、シーズン終盤にはそれを超えるペースで本塁打を量産。3冠王も視界に捉えていた。打率、打点、OPS1.159はキャリアハイとなった。  バーランダー氏は、まず始めに「50-50」の価値を主張。「歴史を作るというのは重要なことです。最高レベルのプレーをする2人の選手がいる場合、彼らがともにヤバい活躍をしているとした場合、歴史を作ることは重要なことなんです。野球界の歴史で、50-50は彼が最初なんです。これは40-40クラブではありません。過去に1度もなかったことなんです」と話した。  ジャッジについては、最終盤で本塁打ペースが失速し、リーグ新記録には及ばなかったと説明。「彼は9月に、打率.277、7本塁打でした。それとは対照的に、ショウヘイは打率.393、10本塁打でした。改めてですが、私は歴史を作るのは重要なことだと思っています。2人の選手が歴史的をことを成し遂げようとしている時に、1人は徐々に失速し、もう1人は(シーズンの)最終月に優れた活躍をする。1人は最終的に、62本塁打という数字を超えることはなく、歴史を作れませんでした」と大谷の方が“優れているシーズン”だと指摘した。(Full-Count編集部)

もっと
Recommendations

ド軍の補強戦略は「暴走する貨物列車」 米記者が比喩…ベッツ内野復帰は「他球団を恐怖に」

米敏腕記者は「GMミーティングで、早速、他の球団を恐怖に陥れた」と指摘

元助っ人右腕が復帰熱望? 過去に2度来日…“投稿”にファン騒然「まだやれる」

かつてDeNAなどでプレーしていたエスコバーがTwitterで日本復帰を熱望した

大谷翔平に正力松太郎賞の特別賞 2年連続3度目…50-50達成、打撃2冠など歴史的な1年

「50-50」を達成するなど歴史に残るシーズン今季のプロ野球で最も功…

FAキケの“意味深行動”にファン「なんてこと」 退団か残留か…「彼は必要」「No」

FAとなったエンリケ・ヘルナンデスドジャースからFAとなったキケこ…

「ボンズが地球外生命体だと思われてたのに…」怪物凌駕の大谷に米が呆れ

1人は1996年のバリー・ボンズ氏で、大谷翔平は今季54本塁打&130打点の2冠

左肩手術で二刀流はどうなる? 大谷翔平だから起こる“議論”、米識者も分かれる見解

元捕手のクラッツ氏は、バックスイングするときの影響は感じないとコメント

大谷翔平の“後輩イジリ”にスタジオ爆笑 同僚が明かす珍場面、NYでの男気対応の経緯

大谷翔平は「本当にリラックスしていて、英語もとてもうまい」ドジ…

1000億円級ソト狙う意外な球団 ド軍とは対照的な立ち位置…増殖する候補を米記者指摘

これまでに7球団と接触したとされ、レイズも加わっているという

大谷翔平は「普通の人間なんだ」 世界一達成も…同僚が明かす意外な“素顔”

大谷翔平の愛犬、デコピンは「ほとんど全試合球場に来ていたよ」ド…

【エリザベス女王杯】新星ホールネス大物の風格!優雅にラスト1F12秒0、新コンビ坂井もうっとり

G1初挑戦のホールネスが芝コースでハツラツとした動きを見せた

loading...