逮捕から8日目。広末涼子さん（44）の釈放は異例の早朝に行われました。その理由は。 ■広末さん“早朝釈放”のワケ 　16日午前6時ごろ、報道陣もわずかな浜松西警察。その扉が開くと、釈放された広末涼子さんは頭を下げました。時間にして4秒。 　午前6時、なぜ異例の早朝釈放となったのでしょうか。 スポーツニッポン新聞社　文化社会部　小枝功一デスク 「そろそろ釈放だろうと取材進めてて、けさなんじゃないかと朝6時から行っていた。思ったより早かった」 　早朝ということもあり、駆け付けた報道陣は少なく15人ほど。そんななかでの釈放でした。 スポーツニッポン新聞社　文化社会部　小枝功一デスク 「広末さんとその周囲としては広末さんの状態を公にしたくない。警察も配慮して、さらしものは良くないという判断」 　すぐに車に乗り込まず、しっかり頭を下げた広末さん。そこには理由があったようです。 スポーツニッポン新聞社　文化社会部　小枝功一デスク 「ご本人から警察に、マスコミに頭を下げたいという申し出があった。警察もそういう場を用意した」 　今回の事故はスポーツニッポンによりますと、奈良県で行われた映画の撮影の帰りだったといいます。 スポーツニッポン新聞社　文化社会部　小枝功一デスク 「監督と意見の相違があり、広末さんと監督の間でもめ事があった。社会的な影響を考えると、お蔵入りになる可能性が高い」 　今後の活動はどうするのか。広末さんは以前…。 広末涼子さん 「役者という仕事を続けることで他の働く女性だったり、ママたちの指針になれたり、一緒に頑張ろうという気持ちになってもらえたら一番すてきな仕事じゃないかな。この仕事を続けていくのがスピリッツ」 　釈放を受け、広末さんの事務所は「広末涼子は検査に協力し、正式な鑑定結果においてアルコールや違法薬物は一切、検出されておりません。本人に精神的に不安定な状態が見られたこともあり、今後は適切な医療機関で診断を受けたうえで治療と健康回復に努めます」としています。 スポーツニッポン新聞社　文化社会部　小枝功一デスク 「今、病院にいるという情報もあるので、精神的なケアを受けてから、そこで療養してということはあると思う」 　広末さんは被害者側と示談が成立していて、静岡地検浜松支部によりますと、傷害容疑の処分は保留で、今後は在宅で捜査を続けるということです。