女優の安達祐実(43歳)が4月3日、都内でトリプル主演を務める相武紗季(39歳)、磯山さやか(41歳)とともに7日スタートのテレビ東京系のプレミア23『夫よ、死んでくれないか』のPR会見に出席した。 同ドラマは、『夫を社会的に抹殺する5つの方法』、『夫の家庭を壊すまで』に続くテレ東の“全夫が震える”シリーズ第三弾。 丸山正樹さんの同名小説が原作で、結婚の理想と現実を知り尽くした、安達、相武、磯山が演じる親友の女子3人が織りなすマリッジサスペンスが描かれる。 タイトルについて放送前から賛否両論が巻き起こっているが、安達は「最初にこのタイトルを聞いた時、なかなか刺激のあるタイトルだったのでドキッとしていた。内容はどのようになるのか、すごく楽しみでもありましたし、俳優としては演じる上でハードルが高そうで、とてもやりがいがあると感じました」とコメントした。 「ドラマの内容はたしかに過激かもしれないが、安達さんのリアルな人生は過激というよりも苛烈。その人生経験を生かした迫真の演技をみせてくれることでしょう」(テレビ局関係者) 安達といえば、2歳でモデルデビューし、91年放送のハウス食品のカレーのCMで注目を集め、安達のセリフであった「具が大きい」のフレーズは流行語にもなった。そして、94年に放送された日本テレビ系の主演ドラマ『家なき子』の好演で一躍脚光を浴び天才子役としてもてはやされた。 「『家なき子』の放送当時、安達さんはまだ12歳でしたが、そのころ、なかなか天才子役が大人になっても女優として残るのは難しかったのです。実際、安達さんもその後、女優業は続けていましたが、もはや『家なき子』を超えるような作品はなく失速。 しかし、'03年にフジテレビ系で放送されたドラマ『大奥』で脇役としてインパクトのある演技をしました。安達さんも後年のインタビューで、『大奥』が女優としてのターニングポイントになったことを明かしています」(放送担当記者) プライベートでは'05年9月にお笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤(52歳)と結婚。井戸田との2ショット結婚会見時、すでに妊娠2カ月で'06年4月に第1子の女児を出産。 しかし、井戸田の持ちギャグのフレーズのように「あま〜い」結婚生活とはならず、井戸田の浮気などが原因で'09年1月に離婚。さらには、“ステージママ”として知られた実母も安達にとっての悩みの種となってしまった。 「井戸田は後にテレビ番組で、安達が母親である有里さんとの関係も夫婦関係に亀裂が入る原因だったことを明かしていた。その有里さんだが、'06年4月にヌード写真集を発売し、'08年9月に発売した2冊目のヌード写真集のために全身整形したことをカミングアウトし話題になりました。 さらに、'09年7月にはセクシービデオまがいの作品に出演。さすがに当時、安達が所属事務所のサンミュージックも有里さんに苦言を呈したほど。そのため、一時期、母親とは絶縁状態だったようです」(芸能記者) '14年11月に公開された主演映画『花宵道中』ではオールヌードに初挑戦して大胆な濡れ場を披露し話題に。女優としての新境地開拓を果たしたのだ。 同映画の公開と同時期には、写真集の撮影の仕事がきっかけで交際したカメラマンの桑島智輝氏と再婚。'16年7月に第2子となる男児の出産を発表したが、'23年の年末、自身のインスタグラムを通じ、離婚したことを報告し世間を驚かせた。 '21年11月にはサンミュージックを退社し独立したが、女優業以外にアパレルやコスメのブランドを手掛け副業も順調。 『家なき子』でのブレークから31年、新ドラでの磨きに磨かれた安達の演技が注目される。 『踊る大捜査線』の最新作に出演しなかった深津絵里が、表舞台から姿を隠す「知られざる事情」