４月１０日もクマの目撃がありました。 北海道歌志内市では道路を横断する１頭のクマが目撃され、警察などが注意を呼び掛けています。 のそのそと道路を横断する１頭のクマ。 あたりを見渡しながら歩いているようにも見えます。 １０日午前１１時半ごろ、歌志内市上歌付近の道道を車で走行していた女性が、クマ１頭を目撃しました。 （クマを目撃した人）「（クマの目撃は）初めてだったので、車内は絶叫で大騒ぎでした。もう少し先に行くと、歌志内市の方が散歩していたりするので、こんな明るいときから（クマが）出るんだと怖かったです」 警察によりますと、クマは体長およそ１．５メートルで、幅およそ１２センチの足跡があったということです。 クマによる被害は確認されていません。 また、歌志内市によりますと、市内のクマの目撃情報は今シーズン初めてだということです。 一方で、９日にクマが目撃された札幌市南区真駒内にある認定こども園の近くでは、クマ対策の電気柵が設置されました。 目撃されたのは体長１メートルから２メートルほどのクマ１頭で、この影響でこども園は１０日、臨時休園となりました。 （札幌市の職員）「若い個体の可能性もあるので、冬眠から明けて食べ物を探しに出てきたと推測しています」 札幌市は今後、クマの出没が増える可能性があるとして注意を呼び掛けています。
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