4月9日、元「Sexy Zone」の中島健人が自身のInstagramで、日本大学の入学式にサプライズで登場したことを報告した。 　当日は大きな盛り上がりを見せたようだが、式で使われたある物がインターネット上で物議を醸している。 　日大の入学式は4月8日に日本武道館でおこなわれ、多くの新入生が参加した。式の模様は、9日に放送された朝の情報番組『めざましテレビ』（フジテレビ系）でも取り上げられた。 「中島さんは『今日、隣の人は誰か知らないかもしれない。でも、そんな人ともしかしたら一生の友達になるかもしれません』と、新入生にエールを送りました。 　壇上では、シンガーソングライターのキタニタツヤさんとのユニット『GEMN』の楽曲『ファタール』など3曲を歌唱し、学生たちとハイタッチする場面もあり、まるでコンサートのような雰囲気でした。 　パフォーマンス終了後には、壇上から銀テープが飛び、会場が沸く場面も。SNSでは、日大の校章と日付、そして『KENTO NAKAJIMA』の名前の入った特別仕様の銀テープの写真も投稿されています」（芸能記者） 　新入生にとって門出となる日、中島のパフォーマンスは思い出に残ったことだろう。ただ、式終了後から、この銀テープをめぐって問題が発生している。Xでは次のような怒りが噴出中だ。 《メルカリで日大入学式の中島健人の銀テープ売るのやめて》 《ケンティーの入学式銀テ、もうメルカリに出されてるし売れてる！！！いいんか？！入学式やで？！？！ 大人への一歩がそれで！！！》 《日大の入学式中島健人来てんのえぐい その銀テがメルカリでもう売られてんのもえぐい》 　フリーマーケットサイト「メルカリ」で、中島の銀テープが転売されているというのだ。 　本誌「SmartFLASH」が同サイトを確認したところ、実際に銀テープは多数出品されており、まとめ売りされているものでは、高いものは1万円以上の値段がつけられている。 「式翌日の4月10日時点で、ほとんどが取引成立となっており、飛ぶように売れたことがうかがえます。 　銀テープはコンサートなどでたびたび演出で使われますが、アーティストの名前が入っていたり、デザインがされていることが多いので、“記念品”としての需要が高いんです」（前出・芸能記者） 　中島は冒頭のInstagramで、《入学おめでとうございます》《武道館でソロで歌うの初めてでした》というハッシュタグを添えている。こうした中島の思いを裏切っていると思ったファンも多かったのかもしれない。 「明治学院大学出身の中島さんが、母校ではない日大の入学式を訪れた経緯は定かでありません。ただ、中島さんは4月17日から7月17日にかけて全国ツアーを開催するため、今はライブの準備に追われていると思われます。 　忙しい合間を縫って、新入生のためにパフォーマンスを披露したにもかかわらず、銀テープが大量に転売されたことで、中島さんの好意が踏みにじられたと感じるファンもいたのかもしれません」（前出・芸能記者） 　学ぶことが多い大学生。転売行為は倫理に反する場合もあることをぜひ知ってもらいたい。