大谷翔平だから生まれた異様な光景 ブーイングと総立ち…敵地なのに「すごい」

4-6の9回に第5打席…ボール先行の展開に ■ナショナルズ 6ー4 ドジャース(日本時間8日・ワシントンDC)  珍しい光景が生まれた。ドジャース・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたナショナルズ戦で4号を含む3安打2打点の活躍。サイクル安打に王手をかけて迎えた4-6の9回2死から第5打席を迎えたが、ボールが先行する展開に。すると敵地にもかかわらず“異例の光景”が広がり、ファンも驚きを届けている。  大谷は初回の第1打席、二塁手を強襲する内野安打、2点ビハインドの3回には同点4号2ラン、5回の第3打席は右中間フェンスを直撃する今季初の三塁打を放ち、早くもサイクル安打に王手をかけた。その後は三振となり、9回に第5打席を迎えると、場内のファンは総立ちでその行方を見守った。  9回は守護神のカイル・フィネガン投手と対戦。2死三塁と一打同点の緊張感ある場面とあってか、バッテリーは初球から際どいスプリットで攻めてきたが、大谷は冷静に見極めて3ボールが先行する展開となった。すると、ナショナルズ・パークでは「ブーーーーー」とブーイングが発生した。  結果はフルカウントから四球。するとさらに大きなブーイングが鳴り響く異例の事態となった。ナショナルズ地元放送局「MASNスポーツ」でも話題を呼び、「ナショナルズパーク、なんという夜」「彼は見送り四球」「ドジャースファンがブーイングしています」と驚きを持って伝えていた。  ドジャースファンが大挙していたとはいえ、中継映像ではナショナルズファンも総立ちして打席を見守っていた。偉業達成がかかっていたただけに“その時”を見たかったのかもしれない。「大谷のファーボールで敵地でブーイングなるのすごいな」「敵地で大谷にフォアボール出したらピッチャーがブーイングされるのわろす」「あれは、敵からの賞賛の声」「大谷最後の打席で勝負にいかないからワシントンの地元ファンもブーイングだわ」などと、ファンも注目していた。(Full-Count編集部)

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