タレントで、デザイナー・アーティストとしても活動する篠原ともえ（46）が8日、都内で行われた、日本香堂グループ「450プロジェクト“聞く〜awake your spirit〜”」発表会に登壇した。 この記事の写真を見る 本イベントは、お線香・お香・フレグランスブランドを国内外に展開する同社が、今年創業450周年を迎えることを記念して行い、同グループの新スローガンの発表や、新商品などをお披露目した。 篠原は「香りって不思議な力があります。嗅いだ瞬間に、ある瞬間を思い出したり、その記憶がよみがえったりします」と思いをはせた。 普段からさまざまな香りを楽しむというが、線香の匂いも好きだという。「香りを楽しむのはもちろんですが、お線香の煙の行方、揺らぐ煙の姿が大好きなんです。それをとらえたくて鉛筆画で描いたことがあります」とインスピレーションを得ることも。 「普段の創作活動の中でも、鉛筆で描いた作品を仕上げているんですが、何千本と線を引いていくと、香りの導きの中にも物語があるような感じがして、そこでイメージをふくらませながら煙の行方をとらえたい、そんな感情になった経験もあります」と説明し、「その時は見ているだけではなく、香りを“聞いていた”んだと思います」とアーティスティックに表現していた。
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