東京六大学野球連盟創設１００年を記念したスペシャルトークショーが７日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで開かれ、慶大ＯＢの高橋由伸氏（元巨人監督）、明大ＯＢの川上憲伸氏（元中日など）が、学生時代の思い出を語り合った。 通算最多本塁打（２３本）の記録を持つ高橋氏と、通算３１１奪三振を誇る川上氏は、１９７５年生まれの同学年で、ライバルとしてしのぎを削った。 高橋氏は１年生だった１９９４年春の早慶戦を、天皇、皇后両陛下（現在の上皇ご夫妻）が観戦された試合の盛り上がりを振り返り、「球場が揺れるというのは、こういう感覚なのかと感じた。最初の早慶戦だったから、『早慶戦って、こんなにすごいのか』と思った」と懐かしんだ。 川上氏も「六大学の応援が強烈に印象に残っている」とし、「そこで応援してみたい」と、まだ経験したことがないというスタンドでの観戦に意欲を示した。 スペシャルトークショーはベースボール・マガジン社の主催で、立大時代に完全試合を達成したフリーアナウンサーの上重聡さんが司会を担当した。
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