V6のマツダ「ロードスター」!? まさかの「“ジャガー”エンジン」搭載でめちゃ楽しそう! F1の技術も使われた「“快速”モデル」英国で出品

V6のロードスター!?  ジャガー「S-Type」のV6エンジンを搭載したハイパワーなマツダ「MX-5(日本名:ロードスター)」が、世界最大規模のマーケットプレイス「e-Bay(イーベイ)」に出品され、2025年1月に346万円で落札されました。 V6搭載!?!?!?(photo:e-Bay)  今回出品されたロードスターは、2004年モデルの2代目(NB型)です。初代誕生の10年後となる1998年に誕生しました。「ユーノス・ロードスター」から「マツダ・ロードスター」へと名称が変更になったのもこの2代目からです。 【画像】超カッコイイ! V6搭載のマツダ「ロードスター」を画像で見る(40枚)  北米では「Mazda MX-5 Miata(ミアータ)」、欧州やアジアでは「Mazda MX-5」の名称で親しまれています。    フルモデルチェンジに伴い、リトラクタブルライトは廃止され、シャープな印象になりました。  ライトウェイトな車体はそのままに、最高出力がパワーアップ。初代の120psから1.6リッターで125psへと変更されています。1.8リッターのMTモデルでは160psを発揮しました。このモデルの後年には、6速MTも採用されています。  今回登場したロードスターは、イギリスで有名なショップ「Rocketeer(ロケッティア)」が手掛けたモデル。工業デザイナーのブルース・サウジーが2016年に立ち上げ、ロードスターベースのカスタムの完成度には定評があります。  ロケッティアがロードスターのスワップに選んだエンジンは、ジャガー「S-TYPE」の3リッターV型6気筒エンジン。ジャガー初のV型6気筒エンジンは、オールアルミ製で最高出力約280psを発揮。レッドゾーンの7000回転までスムーズに回せることが特徴です。  発進加速は上品でソフトなイメージですが、エンジン重量が軽いため、ロードスターへのスワップでもフロントヘビーになることもありません。また重要配分を適正に保ち、回頭性の向上も期待できるでしょう。  エンジンのほかにロケッティアは、イギリスで有名なロードスターのチューニングパーツメーカーのBOFIレーシングのクラッチを採用したほか、駆動力機構のドライブラインやシャシーには、研究開発から手掛けるMeisterRを搭載しました。  またエンジンマウントのサブフレームも交換、運動性能と操舵フィールを格段に向上させています。  カーボンファイバーのプレナムチャンバーも装着。エンジンの燃焼に使用する空気を一時的にためておく空間のことで、F1でも使用される技術です。  インテークポートの前に装着し、気筒でばらつく空気の流量などを整えるなど可変吸気システムの改良を行っています。  排気ヘッダーのカスタムも実施しています。排気ヘッダーは、排気マニホールドと同様の排気システムのことで、性能をアップグレードするアフターマケットのパーツを取り付けています。そのほかにはスポーツ用の触媒コンバーターを搭載して、排気抵抗の低減を図りました。  エクステリアに大きな変更は見られませんが、マフラーが2本出しに変更されていることからも、吸排気系のレストアでパワーアップが図られていることが分かります。  インテリアではボディカラーに併せ、鮮やかなレッドを取り入れたシートとパネルが目を惹きます。  パワーアップを重視したカスタムとなっており、車両はベースに近いデザインです。ECUも書き換えられ、7000回転まで吹け上るライトウェイトスポーツのロードスターは、まさに「かっとぶ」を体現できるのかもしれません。

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