168億円契約に不良債権の声も…“韓国のイチロー”が「疑問を払拭」 評価される適応力

イ・ジョンフが今季初の3安打…6連勝に貢献 【MLB】ジャイアンツ 4ー1 マリナーズ(日本時間6日・サンフランシスコ)  ジャイアンツは5日(日本時間6日)、本拠地で行われたマリナーズ戦に勝利し、6連勝となった。「3番・中堅」で出場したイ・ジョンフ外野手は3安打2打点1盗塁の活躍を見せた。昨年は怪我もあって37試合の出場に終わっており、“韓国のイチロー”が汚名返上へ好スタートを切っている。  イ・ジョンフは4回に右中間へのエンタイトル二塁打を放つと、すぐさま三盗を成功させてチャップマンのタイムリーで先制のホームを踏んだ。6回にも二塁打、7回にも安打を放ち、打率を.321(リーグ13位タイ)としている。この活躍に、韓国メディア「SPOTV NEWS」は「イ・ジョンフ、シーズン初の3安打大暴れ」と伝えている。  2023年オフに6年1億1300万ドル(約168億4000万円)の契約で移籍。しかし昨季は5月13日(同14日)のレッズ戦で守備の際に外野フェンスに激突。左肩を脱臼して離脱し、その後は手術を受けて1年を終えていた。  昨季は37試合で打率.262。今季はオープン戦で2本塁打をマークすると、シーズンでは開幕戦こそ無安打だったが、そこから出場6試合連続で安打をマークしている。  地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラサー記者は、「イ・ジョンフに関する疑問は、シーズンがわずか8試合経過しただけで、すっかり払拭されたようだ」と活躍ぶりを伝えた。「多くの人が『彼がメジャーリーグの投手に対応できるようになるには、このシーズン(2025年)、あるいはその大部分を必要とするのでは』と疑問視していた。だが、ジャイアンツは彼の実力をわかっていた。開幕からずっと3番打者を務めており、現在の打率は.321。盗塁も決めており、あの外野フェンス際のプレーでも躊躇することはない」と報じている。  アクシデントもあり、悔しい成績に終わった1年目。今季は大型契約の期待に応えることができるか。(Full-Count編集部)

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