マッスルカー愛好家必見 部品取り専用の希少なクライスラー 40選(後編) ジャンクヤード探訪記

ダッジ・チャージャー(1966年) (翻訳者注:この記事は「後編」です。今回訪問したジャンクヤードや他のモデルについては「前編」で紹介しています) 【画像】宇宙開発競争の中で生まれた「最先端」のルックス【ダッジ・ポラーラを写真で見る】 全20枚 初代ダッジ・チャージャーは1966年半ばにデビューした。コロネットのプラットフォームをベースに、フォード・マスタングやAMCランブラー・マーリンなどと競合するように設計された。販売面でもヒットとなり、わずか半年で3万7344台を売り上げた。 この1966年型の車両は、ボディパネルのほとんどが錆びてしまっているが、ドアはまだ使えると判断されたようだ。 ダッジ・チャージャー(1966年) プリムス・バラクーダ(1964年) 初代プリムス・バラクーダはフォード・マスタングに対抗するべく作られ、実際に市場に先んじて1964年4月1日にデビューした。フォードがファルコンをマスタングに変えたように、プリムスはヴァリアントのプラットフォームをベースにポニーカーを開発した。しかし、先行したにもかかわらず、バラクーダはマスタングほど人々の心をつかむことはできなかった。 最もよく知られているのは、量産車に採用されたものとしては当時最大級のリアウィンドウだろう。驚くべきことに、ご覧の通り、この車両は今でも象徴的なガラスをそのまま残している。 プリムス・バラクーダ(1964年) ダッジ330(1963年) ダッジ330は1962年、1963年、1964年のモデルイヤーのみ生産された車種である。当初はダッジ・ダートの上位グレードとして位置づけられ、2ドアと4ドアのセダンが用意されていた。しかし、この1963年型が組み立てラインを離れる頃には、ブランド戦略の転換を受けて、ダッジの中型ラインナップにおけるベースグレードとなっていた。 ダッジ330(1963年) クライスラー・ニューヨーカー(1977年) クライスラー・ニューヨーカーの多くは、デモリション・ダービーでその生涯を終えたが、この車両は違う。とはいえ、もしアリーナを数周走ったとしても、これほどひどい状態にはならなかっただろう。まっすぐなパネルはもうほとんど残っていない。 ニューヨーカーは、1940年から1996年までクライスラーのラインナップに名を連ねており、生産中止となった時点で、米国車の中で最も長い歴史を持つ車名となっていた。このボロボロの車両は、おそらく1977年頃のものだろう。 クライスラー・ニューヨーカー(1977年) クライスラー・ニューポート(1968年) こちらも明らかに全盛期を過ぎたクライスラー、1968年型のニューポート・コンバーチブルである。このクルマがジャンクヤードで見つかることは稀で、同年に18万2000台が販売されたニューポートのうち、コンバーチブルはわずか2847台だった。間違いなく貴重な逸品ではあるが、その希少性は、この荒廃した現状を補うには不十分だ。 クライスラー・ニューポート(1968年) ダッジ・ダート・スウィンガー(1969年) 1969年、ダッジはダートの2ドア・セダンを廃止し、代わりにダート・スウィンガーを導入した。高性能モデルというわけではなく、6気筒エンジンを搭載していた。しかし、そのエンジンもとうの昔になくなり、より環境に優しいものに置き換えられた……。 ダッジ・ダート・スウィンガー(1969年) プリムス・ロードランナー(1970年) 初代プリムス・ロードランナーは今間違いなく流行っているが、この1970年型の個体は全盛期を過ぎている。修復は明らかに不可能で、実際にはまともな部品がほんの少し残っているだけのようだ。1970年、ロードランナーの販売台数は前年から50%以上減少し、約4万1000台となった。これは、4万台強を販売したポンティアックGTOと肩を並べる数字であった。 シボレー・シェベルSS-396/454も、この年は人気を博し、約5万台を販売した。 プリムス・ロードランナー(1970年) ダッジ・ラム50 このダッジ・パワーラム50は、モパー・シティには1台しかないため、少し場違いな感じもする。パワーラム50は、ダッジ・ラム50の四輪駆動バージョンであり、三菱自動車が生産し、1979年から1993年まで米国でダッジブランドとして販売されていたコンパクトピックアップトラックである。この車両は1980年代後半のものであると思われる。 ダッジ・ラム50 プリムス・サテライト(1969年) この1969年型プリムス・サテライトも、貴重な部品のほとんどが取り外されている。車軸まで沈んでいる様子から、かなり長い間同じ場所に置かれていたことは明らかだ。 1969年、プリムスは合計75万1134台を販売し、シボレー、フォード、ポンティアックに次いで、米国第4位のブランドとなった。その2年後には、プリムスはポンティアックを追い抜いて販売台数第3位に躍り出た。 プリムス・サテライト(1969年) ダッジ・ポラーラ(1969年) 1969年に生産されたダッジ・ポラーラおよびポラーラ500のコンバーチブルが1495台のみであることを考えると、ジャンクヤードで探し出すことは極めて難しく、ましてやペアで揃っているものを見つけることなどほぼ不可能である。 1960年から1973年にかけて生産されたポラーラ(「北極星」を意味する「ポラリス」に由来)は、宇宙開発競争に沸く世相を反映して、宇宙をイメージさせる名称を採用した当時の米国車の一例である。2台ともまだ使える部品はたくさんあるが、当然ながら内装のほとんどはとっくに朽ち果てている。 ダッジ・ポラーラ(1969年) インペリアル(1980年代) 1981年、リー・アイアコッカ氏の指揮の下、インペリアルブランドの復活が決定された。フラッグシップモデルとして、第2世代クライスラー・コルドバおよびダッジ・ミラーダとJプラットフォームを共有し、1937年から1939年にかけて生産されたクライスラー・インペリアルの影響を受けた独特のバスルバックデザインを採用している。 また、キャデラック・セビルにも微妙に似ている。1981年から1983年にかけて、わずか1万2385台しか生産されなかったため、現在では珍しいクルマとなっている。 インペリアル(1980年代) プリムス・ベルベディア(1965年) これは1965年型プリムス・ベルベディアIIの2ドア・ハードトップクーペで、同年に2万4924台販売されたうちの1台だ。かつては3.7Lの6気筒エンジンが搭載されていたと思われるが、その場合、加速は鈍く、0−97km/h加速に13.7秒を要した。 プリムス・ベルベディア(1965年) ダッジ・チャージャーR/T(1969年) リアフェンダーのマーキングによると、この1969年型ダッジ・チャージャーは人気のR/Tモデルである。「R/T」は「ロード/トラック」の略で、公道とサーキットの両方に対応する高性能バージョンであることを示している。 この角度から見ると、テールライトはまだ無事だし、トランクもそれなりに形を保っている。しかし、これはベストアングル。Aピラーより先にはほとんど何も残っていない。 ダッジ・チャージャーR/T(1969年) インペリアル(1967年) 1967年型インペリアルは、他のフルサイズのクライスラー・コーポレーションのモデルとプラットフォームを共有しているが、ボディスタイルとデザインは完全に独自のものだ。際立った特徴としては、ドラマチックなフルワイドのテールライトがあり、洗練されたモダンな印象を与える。 こうした改良は大衆に受け入れられ、販売台数は前年の1万3752台から1万7614台に増加した。3000人余りの購入者にとって、クラウン2ドア・ハードトップの6011ドルという価格は、高級感と特別感のあるものだった。これはインペリアルならではの特徴であり、最盛期の同ブランドを象徴するものであった。 インペリアル(1967年) クライスラー・ニューポート(1967年) この1967年型クライスラー・ニューポート・カスタムの2ドア・ハードトップを飾っていたビニールルーフは、ほとんど残っていない。1967年型ニューポートは、ボディシェルは前年と同じだったが、新しいパネルでアップデートされた。 中でも注目すべきは、角ばったセミファストバックのルーフラインで、逆傾斜のサイドウインドウが独特な外観を演出している。1967年には、販売されたニューポートの4分の1が2ドア・ハードトップであった。 クライスラー・ニューポート(1967年) ダッジ・コロネット(1968年) 1960年代の米国車の中で、1968年型ダッジ・コロネット500ほどスタイルと実用性をバランスよく兼ね備えたクルマはほとんどなかった。500はコロネットのラインナップの中で比較的高級なモデルとして位置づけられ、ベースモデルと比較すると、高級なトリム、追加のクローム、より洗練されたインテリアが特徴である。 この年、ダッジは「コークボトル」スタイルと呼ばれる新しいデザインを採用した。シャープなラインと力強い曲線がコロネットにアグレッシブかつエレガントな外観を与えている。 ダッジ・コロネット(1968年) プリマス・サテライト(1967年) このプリムス・サテライトは、初代モデルの最終年である1967年に生産されたものだ。1966年型のデザインをほぼ踏襲しているが、トリムの変更や新しいツインヘッドランプの追加など、いくつかのアップデートが施されている。サテライト(衛星)という名称は、宇宙時代の興奮に影響を受けたもので、宇宙開発の可能性に魅了された当時のモダンさと進歩を象徴している。 プリマス・サテライト(1967年) ダッジ・チャージャー(1973年) これは1973年型ダッジ・チャージャーだと思われるが、1974年型とほとんど変わらないので、見間違えている可能性もある。いずれにしても、こうしたクルマはジャンクヤードではあまり見かけない。長年ずっと同じ場所に置かれていたことは明らかだが、これほど多くの部品が残っているのは驚きだ。チャージャーは1973年に10万8000台が生産され、1971年から1974年にかけての世代では最高の販売台数を記録した。 ダッジ・チャージャー(1973年) プリムスGTX(1969年) 1967年から1971年にかけて生産されたプリムスGTXは、紳士のマッスルカーとして売り出されたが、その性能は決して控えめなものではない。1969年型のこの車両は、最高出力375psの440 V8エンジンと4速マニュアル・トランスミッションを搭載した4004台のうちの1台である。全盛期には、0−97km/h加速わずか5.3秒を誇り、理論上の最高速度は198km/hであった。 プリムスGTX(1969年) ダッジ・チャージャー(1968年) モパー・シティにある多くのクルマと同様に、この1968年型ダッジ・チャージャーもガラスがほとんどなく、内装はすべて失われている。一部の部品は安全確保のためヤード側で取り外され、いくつかある倉庫の中に保管されている可能性が高い。そのため、もし探している部品が今回の写真の中から見つからなくても、モパー・シティにその部品がないと決めつけないでほしい。気になったら、まずは問い合わせてみよう。 ダッジ・チャージャー(1968年)

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