昨季も大勢の日本人選手が米ツアーに参戦し、大活躍!そして、今季はその人数が倍近く増えるとあって、出場選手をチェックしておこう。 @米女子ツアー 2025年 米ツアーで戦う日本人女子選手 [USLPGAツアー]笹生優花、古江彩佳、畑岡奈紗、西郷真央、西村優菜、渋野日向子、勝みなみ、吉田優利、稲見萌寧、竹田麗央(上段 左)、山下美夢有(上段 中央)、岩井千怜(上段 右)、岩井明愛(上段 右)、馬場咲希(下段 左) [EPSONツアー]山口すず夏(下段 中央)、原英莉花(下段 右) ※太字は新加入 女子(USLPGA)は、1月の最終週に開幕。新たに米女子ツアーの出場権を獲得し、参戦するのは、日米共催のTOTOジャパンクラシックで優勝した竹田麗央。昨年12月の最終QT(予選会)をトップ通過した山下美夢有、岩井千怜(2位)、岩井明愛(5位タイ)、馬場咲希(24位タイ)が開幕戦から参戦予定だが、QT9位でシードを再獲得した吉田優利を含めた5人の〝予選会組〞は、定期的に行なわれるリシャッフルの対象でもあるため開幕から気が抜けない。 また、一昨年のTOTOで優勝した稲見萌寧は、今季のシード権を逃してしまったが、開幕戦だけには出場でき、本人も出場する意を示している。開幕戦は予選落ちのない試合なので、成績次第ではさらなる出場の可能性もある。最終予選会には出場したものの、上位25 位以内に入れなかった山口すず夏と原英莉花は、下部ツアーであるEPSONツアーの出場権を獲得。下部ツアーも含めると、計7人のルーキーがアメリカを主戦場に戦う。 @米男子ツアー 2025年 米ツアーで戦う日本人男子選手 [PGAツアー]松山英樹、久常涼、星野陸也(上段 左)、大西魁斗(上段 右)、金谷拓実(下段 左) [コーンフェリーツアー]平田憲聖(下段 右) ※太字は新加入 すでに、1月第1週から開幕した男子(PGAツアー)の今季は熾烈を極める。なぜならば、毎年、選手層が厚くなってきているうえに、26年から1試合の最大出場人数を削減すると発表。長年〝シード圏内〞とされていた上位125位の枠を100位へ引き下げるため、戦いは厳しさを増すだろう。 そんな今季の米ツアーへ新たに加わったのは、12月の最終QTで「5位タイまで」という超難関を3位で突破した金谷拓実。東北福祉大出身の大先輩・松山英樹が活躍するツアーへの出場を長年夢見てきたが、ついにその夢を叶えた。突破の瞬間には緊張の糸が切れたかのように、大粒の涙を流して喜びを噛み締めた。 一方、欧州ツアーで優勝するなど好成績を残し、ローリー・マキロイなど「すでに米ツアーの出場権を保有している選手を除く上位10位」という枠から米ツアー出場を決めたのは星野陸也。春には気胸を患い戦線離脱を強いられるなどの苦難を乗り越えての出場権獲得だけに喜びもひとしおだ。一昨年に同ルートで米ツアー出場を決めた久常涼とともに、アメリカでの初優勝を目指す。 また、下部ツアーのコーンフェリーツアーで年間ポイントランク25位となり、PGAツアーに這い上がってきたのは大西魁斗。英語が話せるという特技を活かした活躍が期待される。下部ツアー出身の日本人は今田竜二以来となるので注目度も高い。 昨年、日本ツアー3勝、米ツアー最終予選会では8位となった平田憲聖もコーンフェリーツアーの出場権を獲得し、25年の主戦場をコーンフェリーツアーにすることを宣言。静かな物腰とは裏腹に、強烈な海外志向を滲ませる平田も目が離せない存在だ。 いかがでしたか? 各選手の活躍に注目していきましょう! フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ) ●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。 取材・写真=田辺安啓 TEXT & PHOTO Yasuhiro JJ TANABE