警察は4月1日に新潟市秋葉区の山中で発見され死亡が確認された81歳の男性について、死因は頸椎損傷だったと発表しました。 警察によりますと男性は田上町で3月31日に、神事などで利用する「サカキ」を採るために田上町の護摩堂山を1人で訪れ、行方が分からなくなり家族が警察へ通報していました。 警察や消防の捜索により4月1日午後1時前、捜索していた警察署員が、新潟市秋葉区の菩提寺山の林道近くにある水深10センチほどの沢であおむけに倒れている男性を発見しました。頭部にはケガをしたとみられる出血の跡があったということです。 また男性が倒れていた現場近くは70メートルほどの高さの崖のような地形になっていて、何かが滑り落ちたような跡があったことから、男性が転落した可能性もあるとみています。 また現場から約400メートルほど離れた大沢森林公園の駐車場では男性の車が発見されていて、男性が護摩堂山から目的地を変えて移動していた可能性があるということです。
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