大谷翔平の“細部”へのこだわりに衝撃 ロバーツ監督が発見した才能「理解していなかった」

ドジャースのロバーツ監督、大谷とともにプレーして見えた“細かさ”  ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は昨季、大谷翔平投手の驚異的なシーズンをベンチから見守った。スプリングトレーニングが行われている中、ポッドキャスト番組に登場し、練習での細かな意識に驚いたことを明かした。  元メジャーリーガーのショーン・ケイシー氏が司会を務めるポッドキャスト番組「The Mayor’s Office with Sean Casey」に登場した指揮官は、「(ドジャースに来る前に)彼はMVPを獲ったわけだし、どれだけ素晴らしい選手かは知っていたが、彼がどれだけ細部に気を配っているかについて、私は十分に理解していなかった」と話した。  これまでは敵として試合でのプレーを見ていたが、同じチームになることで見える部分があった。「ティースタンドの高さが正確だったり、打撃ケージで打つ際に投手との距離も正確(にチェックする)。スイング数や、体の管理の仕方もそうだ。彼は昨年50盗塁(以上)を記録したわけだが、クレイトン・マッカラー(元一塁コーチ、現マーリンズ監督)と練習に取り組んでいた」。  今季は投手として、また“新たな大谷”とロバーツ監督はシーズンを過ごすことになる。「彼がどうやって二刀流をするのか、私は興味を掻き立てられているよ。ローテーションのトップで投げ、球界で最高レベルの投打を見せることが期待されている。彼は本当に賢くて、悪ふざけもするんだ」と笑顔を見せた。  スプリングトレーニング開幕時には、ロバーツ監督はロッカーで選手たちを集めてスピーチ。内容は球団公式SNSで公開されているが、そこでも指揮官は「ショウヘイやフレディ(・フリーマン)がティーをする時のように練習しないとけない。目的意識をもつこと。目的意識だ。ロボットのように」と、大谷を名を挙げてドジャースの選手たちに呼びかけていた。(Full-Count編集部)

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