スズキ新型「eビターラ」日本初公開! 鈴木社長「スズキにとって日本はまだまだ成長市場」「軽でもお客様を支える」 新中期経営計画で明かされたコトとは

新型「eビターラ」展示も! 新中期経営計画で明かされたコトとは  スズキは2025年2月20日に「新中期経営計画」を発表しました。    同社における現在、そしてこれからに関する様々な発表が行われたなかで、クルマ(四輪)ではどのような内容が語られたのでしょうか。 2025年度中に「e-VITARA」投入へ 新中期経営計画で明かされたコトとは  今回の発表会にはスズキの代表取締役社長・鈴木俊宏氏も登壇。以下の内容に沿って新中期の経営計画が発表されました。 【画像】超かっこいい! 25年発売の「新型SUV」の画像を見る!(30枚) ーーー  1. 現中計(2021〜2025年度)の振り返り  2. 新中計の位置づけ  3. 社是・行動理念〜目指す姿  4. 経営目標  5. 具体的な戦略・取り組み  6. 財務戦略  7. 経営基盤の強化に向けた取り組み ーーー  なかでも「5.具体的な戦略・取り組み」において、スズキの技術哲学「エネルギー極少化 by 小・少・軽・短・美」に基づいたグローバル戦略を行っていく説明。  それをもってグローバルで販売台数目標420万台、営業利益目標7000億円(ともに2031年3月期)を目指していくと掲げています。  なお2030年度までのBEV商品計画について、日本では6車種、インドで4車種、欧州で4車種と明かしました。 四輪の日本市場戦略を説明する鈴木俊宏社長  では、気になる日本市場はどうなっていくのでしょうか。まず鈴木俊宏社長は次のように述べています。 「スズキにとって日本はまだまだ成長市場です。現全体市場は減っていく予測です。  しかし登録車販売を伸ばし、収益を高めてまいります。お客様と社会に必要とされる乗用車などの生産を継続し、日常の足として、軽自動車をお使いのお客様の生活を支えていきます。  フロンクスに続き、日本のお客様の思考を思考、非常にあった商品を日本市場に投入し、ラインナップを拡充してまいります」  では具体的にどのような動きがあるのでしょうか。スズキのお膝元とも言える日本ですが、収益面でもインドに次ぐ安定的な市場だと言います。  鈴木俊宏社長のコメントにもあったように「ユーザーの嗜好や市場にあった商品を投入」を計画。  具体的には「HEV(ハイブリッド車)の強化(スーパーエネチャージ投入)」、「2025年度中にBEV2車種導入(e-VITARA、軽商用バンBEV)」、「2030年度までにBEV6車種投入」を明かしています。  なお日本導入の生産は、グローバルで見て最適な工場を選択していくようです。  また販売やサービスに関して、鈴木俊宏社長は次のように述べています。 「チームスズキが商品に込めた思い、こだわりを丁寧に発信し、ブランディング活動を通じてブランド価値を向上させ、商品価値に見合う適正な価格で商品を販売していきます。  お客様に寄り添った営業活動により。新たなお客様の獲得。大概の増加サービス売上の増加により利益を増やし、お客様と共に成長していきます」 ※ ※ ※  なおスズキはかねてからトヨタとアライアンス関係にあり、これまでもグローバルで双方からOEM供給を行っていました。  アライアンスに関して鈴木俊宏社長は「互いに切磋琢磨する競争者であり続けながら、イコールパートナーとしての協業を継続していきます。協業を通じて、マルチパスウェイでのカーボンニュートラル社会の実現を目指し、両社が共に成長し続けていきます」と述べています。  現在のグローバル(インド/アフリカ/欧州/日本)における車両相互供給は以下のようになっています。 【スズキ ⇒トヨタ】 ・e VITARA (共同開発したBEVユニットとプラットフォームでスズキが開発した車両) 、バレーノ、エルティガ、フロンクス、シアズ、セレリオ 【トヨタ ⇒ スズキ】 ランディ、インビクト、アクロス、スウェイス  生産領域においては、スズキ開発車種の「グランドビターラ」をToyota Kirloskar Motor(インド )で生産し、インド/中東/アフリカへ供給していくようです。  その他今回の「新中期経営計画」では、グローバルで展開する二輪事業、60周年を迎えたマリン事業、内製化を目指す電池事業、公共交通サービスなども視野に入れた新事業展開などの進捗や目標なども語られました。

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