日本テレビ系「金曜ロードショー」で今夜(24日)、シリーズ最終章の前編『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』が放送される(後9:00〜後11:24※放送枠30分拡大)。これにあわせて、東京・としまえん跡地に誕生した、映画『ハリー・ポッター』シリーズの制作の裏側を体験できる施設「ワーナーブラザーススタジオツアー東京 ーメイキング・オブ・ハリー・ポッター」内にある同映画に登場するセットや小道具を紹介する。 【画像】スタジオツアー東京で見られるハグリッドのバイクや魔法省のセット 本作では、ハリーと仲間たちがヴォルデモート卿との最終決戦に向けて動き出す。しかし、最強の闇の魔法使いであるヴォルデモート卿により、魔法界は混乱に陥いる。そこでハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ヴォルデモート卿に対抗するため、唯一の弱点である魂を分割して収めた“分霊箱”を探し出し、破壊するための旅に出る。 ハリーたちが分霊箱を探している間にも、ヴォルデモート卿と彼の従者“死喰い人(デスイーター)”は、魔法省やホグワーツ魔法魔術学校に侵攻を続け、事態は絶望的な状況に。これまでのホグワーツ魔法魔術学校周辺から、大都会ロンドン、魔法省を舞台に繰り広げられる闇の魔法使いたちとの闘いが今作の見どころとなる。何も手がかりがない中、次第に精神的に追い込まれていくハリーたちは、友情にもひびが入り、ついには仲間割れも。これまで何度も困難を潜り抜けて来たハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が、互いの大切さを再確認して、再び困難を乗り越える友情、冒険を描く。 ■バックロットエリア:7人のハリー作戦! 映画冒頭で、プリベット通りから安全な場所へハリーを移送する計画が実行される。ポリジュース薬を飲んで7人のハリーが完成するシーンの部屋は、引っ越して空になったダーズリー家。彼らの意地の悪さを表現するため、あえてセンスの悪い柄の壁紙やカーテンが特徴的。 スタジオツアー東京では、本物のハリーが移動するために乗りこんだハグリッドのバイクが展示されており、実際に乗ることができる。ハグリッドの大きさに合わせて実際の古いバイクを改造して制作されている。 ■魔法省−魔法は力なり シリーズ3作目で初登場したイギリスの「魔法省」。7作目の『死の秘宝PART1』においては、ヴォルデモートに支配されている。スタジオツアー東京では、魔法省のフルスケールのセットが再現されている。 魔法省の中心には、魔法使いは魔力をもたない人間(マグル)よりも力を持っている、という考えを表す「MAGIC IS MIGHT(魔法は力なり)」と書かれた大きな像がそびえ立ち、それを表すように像で押しつぶされるマグルたちが表現されている。 映画では一瞬しか映らない魔法省の「金の扉」も、映画で使われたそのままのものがスタジオツアー東京に展示されている。また、円柱状の魔法省の職員の部屋は、職員のそれぞれの個性が分かるよう小道具の配置や中身がひとつずつ異なっている。映画には少ししか映らないものも、かなり細かくこだわって制作されていることがわかる。 ■分霊箱 ヴォルデモートが魂を6つに分けた分霊箱は、小道具チームが精巧に作りあげたもの。実は、思った通りに撮影できるよう、ひとつの小道具に対して、クローズアップ用、アクション用、特撮用と撮影内容に合わせて素材などを変えて作り分けていた。 ■原寸大スニッチ ダンブルドアからハリーに、金のスニッチが贈られる。実はスタジオツアー東京の施設内に、原寸大のスニッチが2つ隠れている。スタジオツアー東京を訪れたら、ぜひ探してみてほしい。 ■今後の放送予定 1月31日『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(後9:00〜後11:24) Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R.(C)2024Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.