荒木飛羽が主演するドラマ『おとなりコンプレックス』が、2月20日よりフジテレビにて放送、FODにて独占見放題配信されることが決定した。 【写真】『おとなりコンプレックス』ティザービジュアル&場面写真 原作は、クロフネコミックスでの連載スタート時に「pixivコミック」年間ランキング2位に輝き、単行本の累計発行部数70万部超えを記録、さらに2024年には英語版に翻訳され海外への広がりも見せている大ヒット漫画。男女逆転ルックという斬新な設定を用いて、ルックスコンプレックス×恋という誰もが共感するテーマを優しいタッチで描き、“ありのままでいい”と応援してくれる、新たな純愛ラブコメディドラマが誕生する。 お隣同士で家族のように育ってきた“カワイイ男の子”真琴と“カッコイイ女の子”あきらは、幼い頃から行動をともにし、男女逆転カップルにいつも間違われる。長年のそんな関係から抜け出して1歩踏み出したい…とひそかに想いを募らせていた真琴と、そんなことはつゆ知らず、居心地の良い関係に満足していたあきら。しかし、あきらの付き添いで仕方なく女装して合コンへに参加した真琴の前に、初めてライバル(!?)が現れたことで、2人の関係性に変化が生じ始める…。 幼い頃から子役として活動し、『あなたの番です』『First Love 初恋』などの話題作に出演、『少年のアビス』で連続ドラマ初主演を務めた荒木飛羽。2024年、アイデンティティに苦悩する男子高校生を描いた『スメルズ ライク グリーン スピリット』に主演し新境地を開いた彼が演じるのは、“美少女顔”男子。小さな頃から母と姉に女装させられてきた影響で、いまやメイクにウィッグ、カラコンのフル装備で変身する“イイ女”姿もすっかり板についた一方で、幼なじみへの一途な想いを胸に、彼女を全力で守る頼れる男子という2面性を持つキャラクターを熱演する。 ヒロインに抜擢されたのは、ミスマガジン2022でグランプリを受賞し、モデルやグラビア、ドラマ、映画出演など活躍の場を広げている今注目の若手女優・瑚々。原作に合わせて髪形をショートカットにして本作に挑み、高身長な上にイケメン顔でしょっちゅう男子に間違われてしまうボーイッシュ女子を好演する。 ドラマ『おとなりコンプレックス』(全8話)は、フジテレビにて2月20日より毎週木曜25時25分より2話ずつ放送。FODにて同日より毎週木曜日2話ずつ独占見放題配信。 ※荒木飛羽、瑚々、原作者、監督、脚本家のコメント全文は以下の通り。 <コメント全文> ■荒木飛羽(二宮真琴役) このお話を頂き、まず『おとなりコンプレックス』を読みました。僕も小さい頃よく女の子に間違えられたことがあったなと思い出し、真琴との共通点を感じました。そして、真琴とあきらの関係性や距離感は特別なもので、お互いを思いやる気持ちが一つひとつが、とっても素敵だなと思いました。演じさせていただく上で、真琴のあきらへの想いだったり、真琴の気持ち一つひとつを感じながら、丁寧に表現出来ればなと思い、挑みました。僕自身ラブコメ初挑戦ですので、真琴とあきらの2人のピュアなところだったり、クスッと笑えちゃうやり取りも楽しみにしていてください! とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。観てくださる皆様が、温かい気持ちになってくれれば嬉しいです。 ■瑚々(久慈あきら役) 高い身長や女の子らしい格好がコンプレックスだった私にとって、あきらは共通点や共感するところが多く、原作を読ませていただいたとき何度もわかる! わかるよ!と心で嘆きました(笑)。そして私自身、撮影の中であきらがコンプレックスと向き合い、真琴や周りのみんなに背中を押されて少しずつ前を向いて歩いていく姿に心を動かされ、共に成長していくことが出来ました。きっと観てる人には、クスッと笑えて、もどかしく、甘酸っぱく感じるような可愛らしい作品だと思います。そして自分のコンプレックスや前に踏み出すことが出来ない誰かにそっと寄り添って前を向かせてくれる作品であり、大切な人を今一度大事に思える、そんな作品になったっと思います。ぜひご覧ください! ■原作者:野々村朔 ドラマ化のお話をいただいたときには「キャスティングも大変そうだし実写化に向かない作品なのでは…」と不安もよぎりましたが、それを払拭する程丁寧に形にしてもらえたと感じています。撮影見学に伺った際、キャストさんスタッフさんのお仕事を目の当たりにしてとても刺激を受けましたし、原作を愛してくださった読者の皆様にぜひ動くあきらと真琴を見てもらいたいなと思いました。作品に携わっていただいた全ての方に改めて感謝すると共に、私も画面越しの2人を見られるのを楽しみにしています! ■監督:副島宏司 野々村先生の原作の世界観はそのままに荒木くんと瑚々ちゃんの「放っておいても溢れ出る初々しさ」を封入、真空パックして皆様にお届けするべく撮影に臨みました。笑っても、怒っても、転んでも、女装しても愛くるしい2人にご注目ください。自分の気持ちに少し不器用な幼馴染同士、真琴、あきらと一緒にヤキモキして頂けたら幸いです。 ■脚本:ニシオカ・ト・ニール 『おとなりコンプレックス』に脚本家として関われること、大変光栄に思っております。初めて原作を拝読した際、主人公2人の尊さと、周囲の人々がゆっくりと成長する2人を優しく見守る世界に浸り、日常の疲れで忘れていた大事なモノを思い出したような気がしました…。ドラマ版も、キャスト・スタッフ一丸となって、そんな優しい世界を描いております。登場人物の一人になったつもりで、主人公2人の成長を暖かく見守りながらご覧になっていただければ幸いです。最後になりましたが、脚本執筆に当たり、我々を優しく見守りアドバイス下さった野々村先生、リブレの皆様、ありがとうございました(まさにおとなりコンプレックスの世界を地 で行く人たち!)。 ■脚本:村田こけし 互いの生き方を大切にしながら、少しずつ揺れ動くあきらと真琴の心模様に、執筆中もドキドキ、キュン!としておりました。野々村朔先生の描く、力強くまっすぐに生きる登場人物たちの活躍や彼らが放つ言葉一つ一つに心が躍り、どの瞬間も全て愛しくて、読みながら幾度となく彼らのことを抱きしめたくなりました(心で抱きしめました……!)。ドラマ版『おとなりコンプレックス』に関わらせていただけたこと、大変嬉しく思っております! 楽しんで見ていただけますと幸いです。