ボートレース平和島の6日間シリーズ「JESCOカップ・平和島劇場開設15周年記念」は22日、予選3日目が行われた。 地元水面で躍動している。後藤美翼（34＝東京）はここまで5戦して2連対が4回。3日目前半1Rは5コースから捲り差して2着に入ると、後半6Rはカド4コースからの2番差しを届かせ、シリーズ初勝利。女子最上位で斉藤仁と並ぶ得点率7.40の5位につけて予選最終日を迎える。 「合わせられました。特訓の時から伸びていたし、後半は差しが届かないと思ったのに届いた。足もいいけど、乗り心地も良くなっています」。2日目まで課題に挙げていた乗りにくさが解消。序盤の段階から雰囲気があった舟足を存分に生かせるようになった。 それに加えて「今節は一度もコンマ20台がない（1走目からコンマ14、18、14、12、09）。自分にしてはスタートが行けていますね」と胸を張る。安定した仕掛けは機力の裏付けがあるからこそだ。 4日目は8Rに6号艇、12Rに3号艇で出走する。予選突破へ得点的には余裕がある状況だが、ポイントを上乗せして準優勝戦の好枠を目指す。
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