過失運転致傷よりも罰則が重い無免許危険運転致傷と麻薬取締法違反の罪に問われている男の初公判が、6日、静岡地裁で開かれ男は起訴内容を認めました。 これは2024年12月、静岡市駿河区の「安倍川橋西」交差点を写した防犯カメラの映像.。画面の上にある信号機の色は赤ですが…、交差点に黒の軽自動車が進入してきました。 この軽自動車が赤信号で交差点に進入したことで、青信号で右折しようとしていた別の車と衝突。衝突された車を運転していた56歳の男性は、全治1週間のけがをしました。 この軽自動車を運転し、無免許危険運転致傷などの罪に問われているのは住所不定の建設作業員で23歳の男の被告。 起訴状などによりますと被告の男は、2024年12月8日、静岡市駿河区の交差点で無免許の状態で信号無視をし、重大な交通の危険を生じさせる速度で車に衝突したなどとして無免許危険運転致傷の罪に問われているほか、事故後の検査で被告の男からコカインの成分が検出されたとして麻薬取締法違反の罪にも問われています。 6日、午後、静岡地裁で開かれた初公判。被告の男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で、被告の男は、過去の交通違反で免許取り消し処分となったことを明らかにしたほか、被告が「追いかけるパトカーを認識するも無免許運転の発覚を恐れた」と供述していたことを明らかにしました。次回の裁判は７月17日に開かれる予定です。 （記事動画：防犯カメラ部分を掲載）
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